2020年の目標|自分の好きな/同居人としての/自分

雑記

以前お茶をした友人が「SNSは自分の好きな自分を演じるための場」(意訳)と説明していたことが心に残っている。演じる、と言っていたかは定かではない。間違っていたら申し訳ないです。

とにかく、フォロワー数だったりRT/Like数みたいなしょうもないフィールドには立っていないんだぞ、という気概を勝手に受け取ってしまったので、すてきなSNSの使い方だなと感じ入ったのであった。

自分トフタリッキリデ暮ラスノダ

自分ノパンツハ自分デ洗ウノダ

自分ハ自分ヲ尊敬シテイルカラ

ソレクライナンデモナイノダ

自分ガニコニコスレバ

自分モ嬉シクナッテニコニコスルノダ

自分ガ怒ルト自分ハコワクナルノデ

スグニ自分ト仲直リスルノダ

自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ

自分ハ自分ニ優シクスルノダ

自分ノ言ウコトサエキイテイレバ

自分ハ自分ヲ失ウコトハナイ

自分ハ自分ガ好キデ好キデタマラナイ

自分ノタメナラ生命モ惜シクナイ

ソレホド自分ハスバラシイノダ

 

引用したのは谷川俊太郎展に行った時に読んだ詩。詩と一緒に『天才バカボン』のバカボンパパも描かれていた。

 

「自分とふたりっきりで暮らす」って、ほんとうにその通りだ。生涯の同居人である自分のことは嫌いであるより好きな方がいいのも当たり前。自分のパンツだって自分で洗う。自分が脱いだコートだって自分が掛ける。明日に持ち越したタスクも、回答を保留にしていた出欠の連絡も、溜まった酒ビンのゴミ捨ても、全部自分が行わなければいけない。自分と暮らすことはとかく難儀である。自分磨き、とは言わないものの、機嫌よく暮らすためにある程度の目標を定めておいた方が良いと思った。

 

ということで新年の目標を冒頭のツイートのように定めました。以下その目標を細かく分けて、明文化します。

 

本当は「仕事」「プライベート/仕事以外」的なカテゴライズをして目標設定をするのが良いと思うのだけれど、そういう区切りが苦手(自分の日々の生活が「仕事以外」なる狭っ苦しい定義に収まる気がしない)なので、思いついた順に書きます。

 

 

 

たくさん読んだり聴いたり作ったりする

毎年掲げている目標なので割愛。あ、でも今年は動画周りも触れるようになりたい。あとWEBだけじゃなくて物体……物体? 冊子とか? そういうのを作ることができると良い。

 

自分のお金の可視化、最適化

自分の可処分所得がいくらあるのかを全く把握していない。また、世間知らずかつ事務手続きアレルギーなので、時々大変な金欠に陥ったりもする。

 

 

自分にお金があまりかからない(Spotifyと図書館とNetflixがあれば事足りる)ので、今までは特に大きな問題もなくやってこれた。が、そもそも「自分にお金があまりかからない」なる現象は消費活動すらも面倒くさいからであって、健康的な経済ではない。

 

たとえばぼくはもう6年ほどiPhone 6sを使っていて、バッテリーは1時間で絶え、ホームボタンも反応せず、挙げ句の果てに揚げ物の音でSiriが反応する始末なのだが、まだ買い換えていない。機種変更が面倒くさいからだ。

 

毎日「足が冷たい」と世界を呪っているのに、ラグもスリッパも買わない、半額の惣菜が買えなかったら食事を摂らないのでしばしば体調を崩す。そういう非効率的な節約は昨年度でおしまいにして、2020年はいま自分にどれだけの可処分所得があるのかを把握し、最適な消費に努めたいと思う。

 

カード払い(デビット)で何にいくらお金を使ったのかMoney Forwardで把握することで可視化していく。最適化は恐る恐るお金を遣っていく感じにしようかな。本当にものを買うのが苦手なので、最初は「これ買っていいかな!?!?!?」と友人知人に聞いて回るかもしれない。暇だったら一緒に考えてください。

 

あと今まで適当にやってた資産運用もちゃんとやる。

 

脱いだコートをかける

脱いだコートをあ゛ーってやんない。

お皿もすぐ洗う

食べ終わったお皿をあ゛ーって積まない。

健康について考える

ちょっと外出しなきゃいけない時間が来たので、また暇な時があれば追記します。谷川俊太郎の詩を引用しようと思ったらタグがバグってすごい時間かかっちゃった。

 

基本的には「俺はいいけどYAZAWAはどう言うかな?」の精神で、何か行動を選択する際に同居人としての自分のことを考えていこうと思います。なんにせよ一年間よろしくお願いします。(18:00)

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