2021年8月のよかったものたち

面白かったもの

数日前まであんなに暑かったのに、9月に入った途端冷え込むので、毎年その落差に驚かされる。もっとうまいこと調整できんのか? ところで、8月のよかったものについて書こうと思います。あ、リード文執筆激ヘタ男だ!

映画編

まずは映画編。

THE GUILTY/ギルティ

the guilty ギルティ

緊急通報司令室に一本の電話。現在進行形で誘拐されている女性からの受電だ! オペレーターであるアスガーは司令室から動かず、電話だけで事件を解決しようと試み……って感じのストーリー。

いわゆるワンシチュエーション・スリラー(サスペンス?)となっており、カメラは司令室から出ない。現場の様子なども全て電話越しの音声でしか分からない。BGMなども簡素。終始会話ベースで物語が進む。計算されたストーリーが気持ちいいが、重めの話ではあるので用心されたし。とはいっても、司令室しか映らないから視覚的にグロい描写とかはないんだけども。

もう一点良いポイントを付け加えるとするならば、映画の尺が88分であることを挙げたい。おすすめ90分以内映画(洋画編)にノミネートです。

「10月からNetflixで観れる!」と楽しみにしていたのだけれど、Amazon Prime Videoで先に配信が開始されていたらしい。もオ〜〜〜〜言ってよオ〜〜〜〜〜〜。ちなみに埋め込んでいる動画はNetflixの予告映像です。

>>Amazon Prime Videoで『THE GUILTY/ギルティ』を観る

image:Amazon Prime Video

音楽編

続いて音楽編。

Ginger Root – 『City Slicker』

City Slicker by Ginger Root
Listen to "City Slicker" by Ginger Root on any music platform - Free smart music links by Songwhip

先月のよかったものとしてGinger Rootの”Juban District”を挙げていたんだけども、EPも良すぎて再エントリーです。
2021年7月のよかったものはこちらから。

このEPは「1981年製の架空の日本映画『City Slicker』(街のやつ)のサントラ」として作られたらしい。いいコンセプトだ!Weblioに頼ると、”Slicker“は「(身だしなみがよく如才のない)都会人」の意とのこと。どんな映画なのかな〜。妄想が捗る。

余談。アルバムのテーマ・コンセプト(と、もちろん音楽)が好きなアーティストといえばDE DE MOUSE。『farewell holiday!』は「季節を届ける役目に選ばれた子どもたちが口ずさむおまじないの歌と、それを届けられた人たちが聴く音楽の物語」。『dream you up』は「もし80年代にインターネットがあったら、そしてその世界に生きる架空SFアニメの若いパイロットたちの間で話題のヒットミュージック」。めっちゃ良くない?

tofubeats – 『CITY2CITY』

アフター6ジャンクションで初聴き。初聴きがラジオかつDJプレイの流れの中だったので歌詞まで追いづらかったのだけど、改めて聴くと沁みる。

遠くの街に
眩しい光があった
ハンドル切って
走り続ける city to city

この曲がNEXCO中日本の名二環開通プロモーションのために書き下ろされたものなので、車での移動が歌われている。でもその「移動」を、車がエンジンをふかして動くだけのものじゃなくて、隔たる2者間の引力――「君」と「強い力でひかれ合」い、生まれるものとして歌っているのが最高。
tofubeats参加作で車が出てくる曲は全部いい。すごい。”LONELY NIGHTS”しかり”TAXI”しかり”nirvana”しかり”クラブ”しかり。
また別の話になるんだけど、TALK LIVE BEATSでのimdkm・オノマトペ大臣・tofubeatsの鼎談も面白かったので聴いてなければぜひ。

鈴木真海子 – 『ms』

アルバムのことを書く前にまずはこちら。チェックしてください。アルバム7曲目”山芍薬”のトラックメイカー、shinobu achihaのサウンドがめちゃくちゃ好み。

音楽の教科書に載ってよし!!!!!!!!!!! 
アルバム全体を通して、しっとり系の曲が多い。chelmicoふたりで元気に・たまにしっとり、ソロはしっとり・たまに元気にやってください……
“じゃむ(feat. iri)”、”mani”、”空耳”を特によく聴いている。8曲目の”R”は泣き曲。Rachelはこの曲聴くと泣いてしまうとのこと。いやそら泣くよ……

ms by Mamiko Suzuki
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ゲーム編

ボーナスでたっけえメガネNintendo Switchを買いました。自分の中の「ゲーム機」がPS2やWiiで止まっているので、何をするにも「すげ〜! 次世代機だ〜!」ってなる。もうそんなに次世代機ではないんだけど。

リングフィットアドベンチャー


RTA in Japanを観て購入。基本的に毎日シャワーを浴びる前に~15分ほどやっているが、今の所ムキムキになったなどの影響はなし。強いて言うなら乳首の位置に変化が生まれたかもしれないという感じです。
リングフィットアドベンチャーで乳首の位置が変わったかもしれない話はこちらで。

グノーシア


フォロワーの方におすすめされて買ったゲーム。宇宙船に潜んだ「グノーシア」(=人狼)を議論でコールドスリープさせながら、なぜかループする世界を抜け出す術を探す……というのが大枠のストーリー。ループもの・宇宙・人狼が揃ったゲームなので、これはもう勝ちです。
Steam版が2021年内に出るらしいので、Switchを持っていない方はPCでどうぞ。

image:My Nintendo Store

グノーシアのストーリーについてネタバレありでまとめた記事もあります。プレイしてから読んで!

本編

本は何冊か読んだけど、これだ! というものはなく。東直子の歌集、『青卵』を買ったけど、まだ全て読めてはいないので詳しくは来月。
この歌がよかった: 

椅子の背のもように風がしみてゆく海をうつせばつめたきまぶた

この歌集の最初の歌。背もたれ部分がメッシュ型になっていたり、スリットが入っていたり、妙に幾何学的な模様になっていたりする椅子、あるよね。身体を預ける椅子の形に吹いてくる風が変形されて背に当たっている、という発見がまず良い。
下の句で場所が海ということも分かると、なんとなくこの椅子はプラスチック製で、白くて、少しだけ汚れていて、なんて情景も勝手に想像できる。これは勝手な想像だけど。海をうつせばつめたきまぶた。海をうつせばつめたきまぶたですってよ! ちょっと良さがうまく言語化できないので、また別途書きます。引き続きこの歌集は読む。

あ、書いてて思い出したけど友人に借りた『永遠の野原』も良かった。あれも8月に読んだんだ。また別途書きます。別途な!

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